和紅茶をサイフォンで淹れる「彩本堂」

和紅茶をサイフォンで淹れる「彩本堂」

サイフォンで和紅茶を抽出する新しい試み

  今回、和紅茶の新しい楽しみ方としてぜひご紹介したいのが、長野県のサイフォン専門店『彩本堂(さいほんどう)』のサイフォン和紅茶です。

  和紅茶をサイフォンで淹れる。
これまで誰も本格的には実践してこなかった、新しい試みだと思います。

  サイフォンで和紅茶を淹れることについて代表の梅谷さんからご相談があり、「サイフォン×和紅茶」の実践がスタートしました。

サイフォンと和紅茶の相性とは

  「淹れることができる」と「向いている」

  とでは、得られる結果に天と地ほどの差があります。

  どうすれば、サイフォンの原理を使って美味しく和紅茶を淹れることができるのか。

  一つの考え方として、
  サイフォンは92℃~95℃という湯温を、茶葉に合わせた分数で維持することが可能です。
  また、熱が加えられることで気泡による対流が起き、茶葉がフラスコ内を絶えず動き回っているため、意図的に高い温度での“ジャンピング”を発生させることが可能です。

  これらを加味し、繊維が千切れやすく渋みが出やすいBOPタイプの茶葉は避け、OPタイプの大きいサイズの茶葉を使用することが、サイフォンの性質を活かすことにつながるとの仮説を立て、梅谷さんによる実践と検証が重ねられました。

  結果、それぞれの茶葉に見合ったグラムと抽出時間を設定することで、強い渋みが出過ぎることなく、茶葉が本来持つ豊かな香りを短時間で茶液に抽出することが可能となりました。

サイフォンで淹れる和紅茶

和紅茶の新しい楽しみ方

  梅谷さんが推敲を重ねて作り上げられた『彩本堂』のサイフォン和紅茶は、火のゆらめきと茶葉の踊る様子が見た目にも美しく、一つの芸術作品のようでもあります。

  和紅茶がこのような形で、新しい淹れ方を通じて世に広まっていくこと、そして和紅茶に更なる付加価値を与えていくことは、とても素晴らしいことのように思います。
次々と新しいチャレンジを続ける『彩本堂』に、今後もご注目ください。

  ちなみに彩本堂では、下記の3種類の和紅茶が楽しめます。

【紅鳶(べにとび)】(べにふうき/ファーストフラッシュ/静岡県牧之原)
【山吹(やまぶき)】(みなみさやか/ファーストフラッシュ/宮崎県五ヶ瀬)
【槿花(むくげ)】(たかちほ/セカンドフラッシュ/宮崎県日之影)

  今後はサイフォンで淹れる「和紅茶フレーバティー」も試作中だそうですので、ぜひ追加情報にもご期待ください。

サイフォンで淹れる和紅茶

彩本堂 (さいほんどう)- Siphon Do

  
サイフォンで愉しむ、日本茶とコーヒー
【手のひらの自然(盆栽)を愛でながら、一杯の香りを愉しむサイフォンの専門店】

《営業情報》
|時間:10時〜17時
|定休:木曜・第2水曜(祝日は営業、翌日振替休業)
|電話:0267-41-0395
HP:https://www.siphon-do.com/
Instagram:https://www.instagram.com/siphon.do/

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